17世紀後半、フリーメイソンギルドが形式化していく過程で生まれた「アクロニム」。これは単なる略語ではなく、守秘・象徴・知的遊戯が混じり合う秘密結社独自の言葉遊びでした。コインやメダルの銘文にも刻まれるこの難解なアクロニムの解読に挑戦し、当時の思想に触れてみます。
こぼれ話【秘密結社の言葉遊びルール】 フリーメイソンギルドが形式化してきた17世紀後半。
彼らなりの言葉遊び《アクロニム》が誕生した。
アクロニムとは?秘密結社が作った独自の言葉遊び
アクロニムって?
単語の頭文字を組み合わせた略語で、秘密結社では象徴や守秘の手段として使われた記号体系。
アクロニムの例
I.N.R.I (Iesus Nazarenus Rex Iudaeorum)
F.L.T.(Friendship, Love, Truth)
G.A.O.T.U.(Great Architect of the Universe)

なぜ秘密結社はアクロニムを多用したのか
なぜアクロニウムが使われたの?
①守秘性の確保
▶︎ロッジ外の人に“分からせないため”のカモフラージュ
②知的遊戯性
▶︎ラテン語風のマウンティング(教養・階級を象徴)
③象徴性・儀式性
▶︎単語自体に“霊的・倫理的意味”を封じ込める なんで急に秘密結社について書きたくなったかというと……
代表的なアクロニムの例とその意味
コインに描かれた銘文解読大変だったから かれらのアクロニウム(言葉遊び)が難解すぎて、翻弄されて寝不足だからです

L… = Lux(光)?
E… = Et(そして)?
D… = Disciplina / Doctrina(学問、教え)?
S… = Scientia(知識)?
A… = Ars(技)?
O… = Ordo(秩序)?
D… = Deus(神)?
P… = Perfectio / Pax(完成、平和)?
「光と学問と知識と技術と秩序と神と完成(または平和)」みたいな意味だった、、
▶︎▶︎まさか当時の彼らも、300年後の東洋人に《グノーシスの結晶(AI)》との共闘で、秘密の暗号が次々と暴かれるとは想像もしてなかったことでしょうね
この記事の要約ポイント3つ
- アクロニムは秘密結社が守秘・象徴・知的遊戯を目的に使った略語体系。
- I.N.R.Iや**G.A.O.T.U.**など、ラテン語風の略語が教養や階級の象徴として用いられた。
- コインやメダルに刻まれたアクロニムはグノーシス的・霊的意味を含み、現代でも解読が難しい。
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