【古代ローマ辺縁 ゆるくてレアな サバイバル系模倣貨╱バルバロイ・イミテーション】🐎
古代ローマの“公式ライン”では決して語られない、地方のサバイバル感あふれる「ゆるカワ古代貨幣」。
この世界、知れば知るほど沼。実はローマの周縁部で、勝手に“ローマ風コイン”を作ってしまった部族たちがいるんです。
しかもその仕上がりが……
今日はそんな“バルバロイ・イミテーション”の世界へご案内🪙✨
🪙どんなコイン?
ローマの公式銅貨・銀貨を“ふわっと”真似ただけの地方版コピー。
デザインは皇帝像も崩れ気味、文字もナゾ多め。でもそれがめっちゃ魅力。



- 皇帝の横顔 → ちょい崩れ気味の大味。
- 文字 → 「IMP」が「IIP」、「AVG」が「AVΞ」などラテン語未習得の職人が「記号として彫った」結果
- 裏面 → 馬、牛、地域神、地元信仰まぜまぜ
🐗いつ誰が作った?
3〜4世紀の“ローマが崩れかけてた頃”。
- 公式造幣所からコインが届かない
- 兵士の給料払えず反乱
- 市場の流通ガタ落ち
そこで周辺部族(バルバロイ)が勝手に造幣しはじめたのがコレ。
主な地域👇
- ガリア(現・フランス)
- ゲルマニア(現・ドイツ)
- ブリテン(現・イギリス)
- 北アフリカ・ヒスパニア系

“敵対”ではなく、ローマ経済圏に属しながら、足りない部分を補ったサバイバル経済。
→ ローマを裏で支えてたのは実は彼らだった説🔥
✏️文字が読めない職人の奮闘
バルバロイの模倣貨は、刻印がもう味の塊。
- 「IMP」→「IIP」
- 「AVG」→「AVΞ」
- 似てる文字で無理やり代用
- 点や線の羅列になってる場合も多い
ラテン語を知らない職人が 記号として彫った結果も刻まれていて これがまた最高に味があるのす
気まぐれに入荷する“雑かわ古代コイン”。
見つけたらマジで運がいいやつです🍀
気になる方は、ぜひ店頭でお声かけくださいね🪙✨
参考



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