エドワード1世の銀貨が語る支配の構造|イングランド統一の真実

02中世

コインには、その時代の「支配の仕組み」が刻まれています。
今回はエドワード1世の銀貨を通して、イングランド統一と支配構造を読み解きます。

エドワード1世コインと支配の構造

YouTubeで、英国がデンマーク率いるヴァイキング勢に屈服して苦しめられた話をしました🏴‍☠️

34 【ヴァイキングと銀】「襲われたくなけりゃ金を払え」イングランド屈服の真実|クヌートとデーンゲルド

今回、その数世代後のエドワード1世のコインをご紹介します

ヴァイキング時代よりはるか昔から続く、イングランドvsウェールズの確執🔥
↓↓↓
そんなウェールズを制圧・完全に潰して今の英国の基盤を固めたのが【エドワード1世】の銀貨です

⚔️エド1世がブリテン島を統一した手法
徹底的な軍事侵攻/城塞ネットワーク建設/土地再編(イングランド人移住)

→「占領」ではなく、一網打尽に “構造ごと書き換え”したため「内なる植民地化」と言われることも💭

🤔ところでなぜブリテン島内に【イングランドvs ウェールズ】の確執があったのでしょ?
→一番の要因は【民族が違う】から。

🏔ウェールズ=古代ローマ時代からいたケルト系ブリトン人
🇬🇧イングランド=5世紀頃に来た支配層、アングロサクソン人

アングロサクソンが、ブリトン人を山がちで貧相な西側の土地・ウェールズに”追いやった”ことが確執のはじまり。

そしてエドワード1世の時代。 「征服」から「統治」へ。

「税と法で統治される、強靭な集権国家イギリス」が始まる瞬間に生まれたのがこのコインです⚡️

肖像周りには
Edwardus Rex Angliae Dominus Hiberniae
(エドワード、イングランド王にしてアイルランドの主)

統治への熱望を具現化した肩書きが刻みつけられています。


■まとめ(3ポイント)

・エドワード1世の銀貨は統治国家の成立を象徴している
・イングランドとウェールズの確執は民族的背景から生まれた
・コインには支配構造や政治思想が刻まれている

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