こんにちは!今宵もコインを巡るヤバい話 ↓お題は↓
《都市景観ターラーと万物を見通す目╱フリーメイソン宗教改革》
前回のpostでは 【激ヤバ宗教洗脳支配都市・ミュンスター】がコインに込めたメッセージを読み解きましたが…
今回はその逆!秘密結社が仕掛けた暗号を読み解きます
都市景観ターラーとは?|神聖ローマ帝国コインの魅力
ルネサンス→宗教改革→三十年戦争→産業革命…
と激動を経た神聖ローマ帝国《都市景観ターラー銀貨》
各領地・領主が独立性を強めていた時代=それぞれのカラー╱主張が浮き彫りに。
ミュンスターは《街の上に聖人》
ニュルンベルグやフランクフルトには《街の上に全てを見通す全知全能のシンボル》

⃤ 天の上にピラミッド…?
三角形はキリスト教的には”三位一体(父・子・精霊)”の意味もあるけど
╱
ここで使われていたのは《反カトリック》への明確なメッセージ!
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(教会を必要とせず)
全知の目とフリーメイソン思想の関係
全てを見通す《プロビデンスの目》に護られている
→秘密結社の思想とも関連
《全知全能の神に近付く!活動と探究を行う人間存在》
っていう思想は古代からあって【グノーシス思想】とか【ヘルメス主義】とか呼ばれてた。
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聖書の創世神話で”蛇・リンゴ”が象徴したものとも
ユダヤ・キリスト教的には禁断の思想
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(そこからの派生がフリーメイソンやイルミナティ、黄金の夜明け団)

ニュルンベルグ・フランクフルトが金融都市として台頭した背景
✅ニュルンベルグ、フランクフルト、アウクスブルグなどは金融+自由思想のホットスポット。ここにフリーメイソン的ヘルメス思想が重なった→【金融都市の発展と秘密結社の拡大は直結】
✅フランクフルトではユダヤ人商人たちが国際見本市で情報交換&金融ネットワークを形成。
ユダヤ商人と秘密結社の影響|資本と宗教改革の裏側
✅ユダヤ系商人(≒フリーメイソンの初期メンバー)の一部が、秘密裏にプロテスタント系勢力に「資金提供」した記録あり
✅昔から《革命》の裏側にはスポンサーあり。何のため?を考えると、彼らの理想の根源に行き着く
✅神聖ローマ帝国領内では、一部の商人・資本家たちが【三十年戦争】で躍進
戦争と貴族・商人の躍進|フッガー家・オッペンハイマー家など
おまけ《戦争が生んだ貴族ら》
◾︎オッペンハイマー家 小領主たちに戦費を貸し、利息で巨額資産を構築。
◾︎ハプスブルク家 スペインの銀、ハンガリーの銅、南ドイツの火薬工場を束ね「武器も金も一族で回す」
◾︎フッガー家 鉱山・金融ネットワークで戦費融資。
コインから見える思想・資本・宗教の交錯
コインから見えてくるのは
①ローマ・カトリック抑圧支配との決別
②資本と戦争と自由都市の関係
③叡智を求めた思想信念 ④秘密結社の勢力のルーツ ↑↑
【天とは?神とは?宗教とは?人類とは?】ってのは、最近話題の「チ。」などにも繋がる深いテーマ!

色々な《都市景観》のコインとその背後を感じながら味わってみてくださいね




そんなdeepな話題を楽しみたい方も ぜひ上野御徒町でお待ちしております(*^^*)
次回は《ローマ建国神話╱雌狼とロムルスとレムス》を考察します
この記事のポイント3つ
- 都市景観ターラーにはフリーメイソン思想や全知の目が刻まれ、宗教改革期の精神を象徴
- ニュルンベルグやフランクフルトは金融・思想のホットスポットとして秘密結社の拠点に
- コインから資本・戦争・思想の複雑な関係が見えてくる
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